Googleビジネスプロフィールに動画を投稿するメリットと制作時のコツを解説
公開日:2024.09.27 更新日:2024.09.27
Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)に写真や動画を投稿できることを知ってますか?
MEO対策においても、Googleビジネスプロフィール内のコンテンツを充実させることは重要です。
また、「新規顧客やリピーターの獲得につなげたい!」「実店舗への来店を促進したい!」「お店のよさを伝えたい!」そんな想いも、Googleビジネスプロフィールに写真や動画を投稿することで大きなアピールにつながります。
本記事では、Googleビジネスプロフィールに動画を投稿するメリットとユーザーの興味を引く動画を制作するコツについて紹介します。
Googleビジネスプロフィールに動画を投稿するメリット
まずは、Googleビジネスプロフィールに動画を投稿するメリットについて確認しましょう。
メリットを知れば、動画投稿の重要性が理解できます。
自店舗の魅力がより正確に伝わる
動画は視覚だけでなく聴覚にも訴えかけられるため、画像やテキストよりも自店舗や会社の魅力を伝えられます。
店舗の内装や雰囲気、空気感も伝えられるので、ユーザーに自店舗を訪問するイメージを持ってもらいやすくなります。
投稿写真や動画の中にテキストを入れて、イメージだけでは伝わりづらい内容を文章で補足してみるのもよいでしょう。
インタビュー動画でスタッフを紹介し、人柄や普段の接客対応を見せれば来店に対する不安を払拭し、安心感を与えることも可能です。
また、特殊な注文方法の説明や食券の買い方、店内の設備の使い方、その他注意事項を動画で説明することもユーザーの不安を払拭することにつながります。
動画は「オーナー提供」はもちろんのこと、Googleアカウントのあるユーザーであれば誰でも気軽に動画を投稿することができます。
ユーザーのプロフィールページでの滞在時間が長くなる
動画は画像やテキストとは違って動きや音声があるため、ユーザーの目を引きやすくそのまま最後まで自然に視聴してしまうこともよくあります。
テキストのように読んで理解する労力も必要なく、画像のように「一瞥して終わり」というケースも少ないです。
動画が再生されている間、ユーザーは高確率で視聴してくれるので、ユーザーが総合的に自社のプロフィールページに滞在する時間が長くなります。
Googleに評価されやすくなる
MEO対策において、Googleビジネスプロフィールのコンテンツを充実させることは重要です。
実際Googleは、店舗に関する情報やプロフィール内容の充実を推奨しています。
住所や電話番号、メールアドレスなどの基本情報の他、集客につながるキャッチコピーや画像、動画などの情報を充実させることが求められます。
これらを充実させればユーザーの滞在時間が延びることは間接的に、Googleから「価値のあるコンテンツ」と認識されやすくなるので、検索時の順位を上げやすくすることが可能です。
特に最近では、情報量が多くユーザーにメリットの多い動画の需要が伸びています。
競合との集客競争に後れを取らないためにも、今から動画コンテンツの積極活用をおすすめします。
ユーザーに見てもらえる動画を制作するコツ
ここでは、ユーザーへの訴求力が高い動画を制作するためのコツについて紹介します。
ちなみに、Googleビジネスプロフィールに投稿できる動画の尺は最長30秒です。
尺の長い動画を投稿する場合は分割して投稿しましょう。
雰囲気・空気感を伝える
音、動きなどを伝えられる動画の特性を活かして、その場の雰囲気や空気感をユーザーに伝えましょう。
併せて店内の壁や照明、テーブル、椅子などの調度品も映像に入れておくと、よりユーザーにリアルな「来店したイメージ」を持ってもらえます。
撮影する場所の明るさに気を付ける
動画の明るさは映像の美しさや見栄えに直結します。映像が暗いと、場所も物も人も魅力が半減するので注意しましょう。理想は自然光が十分に得られる屋外での撮影です。
ただ、屋内では自然光を利用するのがむずかしいケースも多いので、動画撮影用の照明などをうまく活用しましょう。
店舗・社屋の外観、周辺環境も撮影する
スタッフなどの人物や店内だけでなく、自店舗の外観や周辺環境の動画も投稿しましょう。
店舗の入口や看板
ブラックボードに手書きしたメニュー・キャンペーンの告知
駐車場
魅力的なテラス席
上記の情報を積極的に伝えるのがおすすめです。
また店舗周辺の建物や道路、最寄り駅に関する情報などを動画で伝えると「あの場所にあるのか、今度行ってみよう」となり、訪問を促せます。
扱う商品の映像を投稿する
自店舗で扱っている商品の見た目や実際に使っているシーンを投稿するのも有効です。
ユーザーは、商品を求めて店に来店するので、来店意欲や購買意欲を高めるためにも主力商品やおすすめ商品の映像を積極的に投稿しましょう。
商品動画の撮影では、動画1本につき商品1つだけに絞り、無関係なものは映らないようにするのがコツです。
飲食店なら料理やドリンクの動画を投稿する
自店舗が飲食店の場合、主力メニューの料理やドリンクの外観や実際に食事しているシーンを投稿しましょう。
料理やドリンクの外観を撮影する場合でも、余計なものは極力映らないように心がけてください。
食事しているシーンでは、料理や人の手元、口元にフレームを合わせて人の顔が映らないようにするのがコツです。
撮影する料理の数は、状況やお店の世界観に合わせて、1つに絞るか複数の料理を一度に映すかよく検討しましょう。
特にコース料理などの場合は、メインの料理とコース全体の料理の全貌をそれぞれ撮影するのがおすすめです。
お客様の感想を投稿する
商品や料理に対する感想をお客様が語るシーンを投稿するのも効果的です。
クチコミの映像版と考えるとイメージしやすいでしょうか。
実際に購入して商品を使ったリピーターのお客様や、実際に料理を食した後のお客様にインタビューのような形式で感想を伺います。
もちろん、動画として投稿することに対する同意をいただいた上で投稿します。
投稿した動画が反映されない・審査落ちするパターンも
動画については、投稿の際にGoogleが審査をしています。そのため、投稿したのにいつまでも反映されない場合は下記のようなGoogleポリシーに違反している場合があります。
以下、よくある例を一部抜粋
●虚偽のエンゲージメント
・実体験に基づいておらず、対象の場所や商品を正確に表現していないコンテンツ。
・企業が提供するインセンティブ(金銭的報酬、割引、無料の商品やサービスなど)が誘因となって投稿されているコンテンツ。
●誤った情報
・健康や医療に関する誤解を招くような情報または虚偽の情報を含む有害コンテンツ。
●不実表示
・商品やサービスの説明や品質に関する誤解を招くまたは虚偽の記述。
●不適切なコンテンツ
・Googleのサービスを使用して他の個人やグループを攻撃する行為
・明らかに意図的に挑発するようなコンテンツ
●個人情報
・同意なく投稿された、他者の個人情報を含むコンテンツ(例: 氏名、写真または動画に写っている顔、その他同意なく投稿されたと報告されている情報)。
その他はGoogleビジネスプロフィールヘルプを参照ください。
禁止および制限されているコンテンツ
画像や動画を投稿しても全く反映されない場合は、上記ヘルプページをご確認の上、別の動画と差し替えることをおすすめいたします。
動画投稿のガイドライン
動画
動画が以下の要件を満たしていることを確認してください。
時間 | 最大 30 秒 |
ファイルサイズ | 最大 75 MB |
解像度 | 720p 以上 |
ビジネスプロフィールの写真や動画に関するポリシーと投稿に関するコンテンツポリシー
まとめ
商品やサービスのジャンルにもよりますが、今の集客活動において、動画を活用することは必須になりつつあります。
テキスト・画像よりも情報量が多く、受け身で視聴できるため閲覧されやすく、よりユーザーの来店意欲や購買意欲を高められるからです。
写真や動画を企業や店舗のアピール用に用意するとなると、どうやって作り始めたらよいかわからない、と思ってしまいがちです。
サービスや店舗の強み、お客様からの感謝の声、スタッフ様の笑顔、それらが素晴らしい素材となります。そんな素敵な素材を生かして動画を投稿してみませんか。
お手持ちのスマートフォンでも撮影できますので、投稿して自社のGoogleビジネスプロフィールを賑やかにしていきましょう。
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