インターネット広告を始めたいあなたにおすすめ!紙媒体とWeb広告のメリット・デメリット~脱紙媒体のススメ~
公開日:2022.11.25 更新日:2023.09.26
紙媒体だけじゃもったいない!~インターネット広告のススメ~
「今は紙媒体にしか広告を出していないけれど、インターネット広告もはじめてみたい」
そうご相談されてこられる方々のお話をお伺いしていると、
・そもそもインターネット広告ってなに?
・紙媒体(紙広告)とはどんなふうに違うの?
といった質問をお受けすることがとても多いように感じます。
インターネットが人々の生活へすっかり浸透してしまった昨今において、インターネット広告は、新しいビジネスチャンスを掴むための糸口となる集客方法です。「食わず嫌い」で紙媒体の広告のみ出し続けていると、機会損失を生む可能性もあります。
そこで今回は、インターネット広告をまだはじめていない方や、インターネット広告と紙媒体の違いを知りたい方に向けて、インターネット広告と紙媒体を比較し、それぞれのメリットとデメリットをご紹介していきたいと思います。
インターネット広告とは
そもそもインターネット広告ってなに?
インターネット広告とは、インターネットのウェブサイト(ポータルサイトなど)やメール上に掲載される広告のことです。「ネット広告」と略されたり、「オンライン広告」「ウェブ広告」「デジタル広告」などとも呼ばれたりすることがあります。
インターネット広告は、その掲載方式から「予約型広告」と「運用型広告」の2つに分けることができます。
「予約型広告」とは、メディアが出す広告枠を買い取ることで出稿できる広告のことで、掲載金額や、掲載期間、掲載場所などが、あらかじめ決まっています。代表的なものにYahoo!のブランドパネル面や、YouTubeマストヘッド広告などがあります。
一方の「運用型広告」とは、予算やターゲティング、クリエイティブを広告主側で運用できる広告のことで、掲載金額や、掲載期間、掲載場所などは決まっておらず、広告の運用内容次第で変動します。代表的なものに動画広告や、ディスプレイ広告、検索連動型広告、SNS広告などがあります。
インターネット広告の種類と特徴をもっと詳しく知りたい!という方は こちら の記事をご覧ください。
インターネット広告の市場規模
電通が2022年2月に発表した「2021年 日本の広告費」によると、2021年度の日本国内のインターネット広告費(媒体費、物販系ECプラットフォーム広告費 ※制作費含む)は、2兆7,052億円(前年比121.4%)となり、これはマスコミ四媒体の広告費(新聞、雑誌、ラジオ、テレビメディア広告費の合算 ※制作費含む)である2兆4,538億円をも上回る結果となりました。
一方、紙媒体としてイメージしやすい折込やDM、フリーペーパーの3媒体の広告市場はというと、7519億円(前年比102.8%)で、前年比こそ上回っているものの、2019年(9,311億円)2018年(9,614億円)と比較すると減少傾向にあることが伺えます。
インターネット広告だからこそリーチできるユーザーがいる
これほどまでにインターネット広告市場が成長した理由、それはスマートフォンの普及にあります。スマートフォンが普及しインターネットが人々の生活に浸透、その存在がユーザーにとってより身近なものとなったことによって、インターネット広告はその他の広告媒体を凌駕する圧倒的な市場規模を確保するまでに成長しました。
NTTドコモ モバイル社会研究所の調査によると、2022年の日本国内のスマートフォン普及率は94%に上ることが明らかにされています。
紙媒体ではリーチできないユーザーへ、アプローチができるということ。そこにインターネット広告の第1の魅力があります。
大切なのは自社の状況に合わせた媒体を選択すること
インターネット広告市場が拡大しているからといって、紙媒体の広告が必ずしも劣っているということではありません。インターネット広告にも、紙媒体の広告にも、それぞれにメリット・デメリットが存在します。
広告効果を最大化させるために最も大切なことは、自社の「ターゲット」「広告活動全体の目的」に応じてインターネット広告と紙広告を上手く使い分けることです。
インターネット広告と紙広告のメリットとデメリット
それでは、自社にあう広告媒体はどのように選べばよいのでしょうか。以下でインターネット広告と紙広告、それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。
紙媒体の広告のメリット
記憶に残りやすい
印刷物として実際に形に残る紙媒体は、記憶に残りやすく、思い出してもらいやすいというメリットがあります。
厚みや質感にこだわれば高級感を演出することもでき、手に取った人の触感に訴えかけられます。
何度も繰り返し見てもらえる
紙媒体は保管さえしてもらえれば何度も繰り返し見てもらえるというメリットがあります。
カレンダーや、クーポンなど、ターゲットにとって嬉しい特典を付けておけば、今は購入する意思がなくとも、今後必要になった時のために保管してもらうことができます。
Web広告が不得意とするターゲットにも届けられる
紙媒体は年配者など、Web広告が不得意とするターゲットにもリーチすることができるというメリットがあります。
老若男女問わず誰もに手に取ってもらえ、読んでもらうことができるのは紙媒体だからこそのメリットといえるでしょう。
紙媒体の広告のデメリット
細かくターゲティングをしたい商材には不向き
紙媒体は、狙ったターゲットにピンポイントで広告を出すことができません。
そのため、見込み顧客ではないターゲットにまで広告を出してしまうことになり、商材にもよりますがコスト効率面でインターネット広告よりも劣ることが多くあります。
即効性が低い
紙媒体では、印刷・製本から配布までの過程で時間がかかるというデメリットがあります。
また、広告を見てからユーザーが行動を起こすまでには、営業時間を待って電話したり、実際に店舗を訪れたりする必要があり、ここでもタイムラグが生じます。
そのため、すぐに広告を出し、ユーザーの行動を促したい場合は不向きな広告手法であるといえます。
修正が難しい
紙媒体の広告では既に配布してしまった広告は修正することができません。
また、載せられる情報量が紙面の大きさに制限されるというデメリットがあります。
このように柔軟性に乏しいところも紙媒体のデメリットであるといえます。
インターネット広告(Web広告)のメリット
細かくターゲティングできる
紙媒体の広告では、ある程度の性別や年齢層を絞り込む程度しかできませんが、インターネット広告であれば、ユーザーの性別や年齢、地域といった属性に加え、ユーザーの興味関心や、行動履歴といった行動パターン別でも広告の配信対象を細かく指定することが可能です。
このようにインターネット広告は問い合わせに繋がりやすいユーザーに対して、ピンポイントで広告を表示させることができるため、費用対効果に優れるというメリットがあります。
即効性が高い
インターネット広告では、広告を見たユーザーは、問い合わせや購入といった次の行動を即座に取ることが可能です。
一方的に広告を配信するだけではなく、広告主とユーザーの間で双方向のやり取りがスムーズにできるというメリットがあります。
修正しやすい
インターネット広告では、広告文の修正だけなら早ければ当日中に修正を完了させることができますし、修正もリアルタイムで反映させることが可能です。
効果測定ができる
インターネット広告では、広告の効果測定はもちろん、特定のWebサイトにどのくらいのユーザーが訪問したのか、それらのユーザーがどのような検索キーワードを用いて検索を行いそのサイトに辿り着いたのか、新規ユーザーなのかリピーターなのか、どのようにページが閲覧され、コンバージョン・離脱に至ったのかなど様々な数値を含めて把握することが可能です。
このようにインターネット広告は、出稿して終わりではなく、PDCAサイクルを回して広告効果を最大化させることができます。
インターネット広告(Web広告)のデメリット
専門知識がないまま運用すると効果に繋がりにくい
インターネット広告には様々な媒体が存在し、それぞれの媒体で運用手法も異なります。
自社の「ターゲット」「広告活動全体の目的」に応じた媒体の選択、そしてその媒体に合わせた適切な広告運用と、得られたデータを適切に解析し、課題を発見し改善策の選定を行うには、専門知識が必要不可欠です。
知識が伴わないまま、インターネット広告を出してしまうと費用に見合った効果を得られない可能性があるため、注意が必要です。
インターネット広告を始めたいなら、まずは広告代理店へ
「インターネット広告をこれから始めたい!」という初心者の方は、プロの力を借りることも選択肢として考えると良いでしょう。
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また、インターネット広告の運用実績は1500社以上で、継続率は94%と高い満足度をいただいています。
運用担当者と直接やり取りができ、毎月一回オンラインでの定例会も承っておりますので、初心者の方でも安心してご相談いただけます。
インターネット広告をこれからはじめたい方、他社からの乗り換えをお考えの方は、手厚いサポートが魅力の弊社までぜひ一度ご相談いただければと思います。
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