飲食店の集客でLINE公式アカウントを活用するコツ
公開日:2023.01.26 更新日:2023.09.26
飲食店での集客で便利な媒体にSNSがあります。
SNSにはTwitterやInstagramなどさまざまな媒体があり、どれも役立つものですが、中でもLINEは飲食店の集客ととても相性がよいです。
なぜなら、LINEはメッセージのやり取りに特化した媒体であるため、ユーザーとの信頼関係を構築しやすいからです。
さらに、来店をうながす便利な機能も多数用意されています。
ただ、「普段LINEはよく使っているが、どのように集客に活用するのかイメージできない」という人も多いかと思います。
そこで本記事では、LINE公式アカウントを活用した飲食店での集客の手順と、活用のコツについて紹介します。
また、LINE公式アカウントを活用した飲食店の活用事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
LINE公式アカウントを使った飲食店集客の手順
飲食店の集客でLINE公式アカウントを活用するときは、以下の手順で行います。
- 友だちの登録を増やす
クーポンなどの登録するメリットを用意し、広告・メニュー・店内ポスターに登録用のQRコードを掲載する。 - 友だちと定期的にコミュニケーションを取る
商品やサービスをPRする内容を発信する、定期的に来店をうながすクーポンを配信する、チャットで予約や問合せを受ける。 - 定期的に自店舗のアカウントを分析し、運用を最適化する
分析ページでメッセージ、チャット、クーポンなどのデータを確認・分析してブラッシュアップしていく。
上記の施策でもリピーターを育成できますが、さらに成果をねらうなら「ショップカード機能」の導入がおすすめです。来店や注文内容に応じて取得できるポイントを用意し、ポイント数に応じた魅力的な特典を用意すれば、再来店を強くうながせるでしょう。
飲食店の集客でLINE公式アカウントを活用するときのコツ
飲食店の集客でLINE公式アカウントを使うとき、以下のコツを踏まえて運用すれば、より成果が出やすくなります。
- 運用の目的を明確にする
何のために導入するのか?新規顧客獲得か?リピーターの増加か?などを決める - 自店舗のターゲットに最適化した配信を行う。
長文は避ける、スタンプや絵文字の活用、配信頻度・配信時間帯などをターゲットの生活サイクルに合わせる。 - クーポンやショップカードの特典は、消費者目線に立って魅力的なものを用意する
- 予約対応や問い合わせには真摯に対応する
LINEでの対応も接客と考え、一人ひとりに丁寧に対応して好印象を与える - 画像や動画を活用する
「食べたい」「飲みたい」と感じさせる料理やドリンクの写真・動画を使って食欲や来店意欲を上げる - ブロック防止の対策を行う
LINEのプッシュ通知をわずらわしく感じるユーザーは多いので、「通知が多いと感じたら通知オフにしてください」と伝える。 - 配信先を絞り込む
属性や前の来店からの経過日数などでユーザーをグループ化し、それぞれのグループに合ったお得情報やクーポンを配信する。
LINE公式アカウントの最適な配信頻度はターゲットの属性によって異なりますが、一般的に1週間に2通が平均とされています。これくらいの頻度でお得情報を配信したり、クーポンを配布したりすれば、「このアカウントの通知を見ないのはもったいない」とブロックされることを防止できます。
飲食店でのLINE公式アカウント活用事例
運用の手順やコツは、活用事例を参照することでより効果的に活用できます。
この項目では2つの活用事例を紹介します。
来客数の増加を目指す焼肉レストランチェーンの事例
この焼肉レストランチェーンは、店舗への来客数を伸ばすことを目的にLINE公式アカウントの運用を始めました。
主な施策は以下のとおりです。
- 友だち登録してもらったあとの初回メッセージですぐにクーポンを提供し、来店を強くうながす。
- トーク画面の下のリッチメニューに「衛生管理に関する取り組み」を載せて安心感を与えつつ、となりの項目で店舗予約をうながす。
- 来店促進とブロック防止のために、クーポン情報・メニュー紹介・キャンペーン情報を定期的に配信
- タイムラインではゲーム企画を多数用意し、メインターゲットである小さな子どもがいるファミリー層の来店をうながす。ターゲットが楽しめる企画を多く配信することで、店舗に対する信頼や好印象を与えることに成功しています。
リピーターを増やして売上をアップさせたい居酒屋の事例
この居酒屋は、LINE公式アカウントの運用目的をリピーターの育成に定めて運用を開始しました。
主な施策は以下のとおりです。
-
- ショップカードは個人にだけでなく、会社や大学のサークルなど、グループで利用できるものを用意。
- 来店からの経過日数、来店頻度などの情報でユーザーをグループ分けし、セグメント配信でそれぞれのニーズに合わせた情報・クーポンを提供。
- 季節限定のサービスや営業時間の変更など、特に重要な情報はカードタイプのメッセージで配信し、特別感を演出
上記の施策を行った結果、個人・グループ両方でショップカードの利用者が増加し、リピーター育成に大きく貢献しました。また、カードタイプのメッセージの開封率も高い数値を記録しました。これらの効果のおかげで売上アップにつながったそうです。
まとめ
飲食店の集客でLINE公式アカウントを活用すれば、店舗のPRができるだけでなく、ユーザーとの信頼関係を高めることも可能です。来店後のフォローも丁寧に行えば、多くのユーザーをリピーターに育成できるでしょう。
また、LINE公式アカウントには便利な集客機能が多いのもメリットです。クーポンやショップカードを発行するときも、印刷費などのコストはかかりません。
もし今、集客に悩んでいるなら、LINE公式アカウントを軸にした集客施策の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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