Googleビジネスプロフィールの開業日を正しく設定!顧客の信頼を得るコツ

公開日:2025.11.21 更新日:2025.11.21
Googleビジネスプロフィールの開業日の設定は済んでいますか。 GoogleマップやGoogle検索で検索した際に、一部の業種では事業年数が表示されるようになりました。 開業日を設定することで長く継続しているお店という点をユーザーにアピールをすることができます。この記事では、Googleビジネスプロフィールの開業日がどのように表示されているのか、開業日の設定方法、コツを解説します。
Googleビジネスプロフィールの開業日設定とは?
Googleビジネスプロフィールの「開業日」設定は、ビジネスがいつ営業を始めたかを登録するための大切な項目です。正しく設定しておくことで、ユーザーは「どれくらい前からあるお店なのか」を知ることができ、自然と安心感や信頼感につながります。
ビジネス側にとっても、基本情報がきちんと揃っているプロフィールは「しっかり管理されているお店」という良い印象を与えます。特に新規オープンのお店の場合、開業日が明記されているだけでユーザーの不安がぐっと減ります。
開業前の方は開業日設定は要注意!
ただし新しく開業する店舗では、開業前に開業日設定をすると「まだ実態がない」と判断され、アカウント停止になるリスクがあります。
基本的には開業後に開業日を設定すると覚えておきましょう。
参考:開業前にGoogleビジネスプロフィールを開設する際の注意!未来の開業日登録でアカウント停止の罠

開業日を設定する3つのメリット|顧客の信頼とMEO効果
Googleビジネスプロフィールで開業日を設定することは、ただ日付を入力するだけではありません。正しい開業日を載せておくことで、ユーザーからの信頼が高まり、競合との差別化にもつながります。また、情報がしっかり整っているプロフィールはMEO(マップ検索エンジン最適化)にも良い影響を与え、より多くの人にプロフィールを見てもらえる可能性が広がります。
正確な開業日を設定するだけで、集客面でもプラスに働く大切なポイントになります。
顧客に安心感を与え、信頼度が向上する
新しいお店やサービスを選ぶとき、顧客が一番気にするのは「信頼できるかどうか」です。Googleビジネスプロフィールに開業日をきちんと載せることで、あなたのビジネスが実在し、しっかり運営されていることを伝えられます。
長く地域で営業しているお店なら、その歴史が安心材料になりますし、新しくオープンするお店でも開業日が分かれば「いつから利用できるのか」を事前に伝えられ、スムーズな来店につながります。
開業日を設定することは、顧客に安心感を届け、信頼関係を築く第一歩です。正確な情報の提供は、良い関係をつくるために欠かせません。
ユーザーからの評価材料となり競合店舗と差別化できるようになる
Googleビジネスプロフィールで開業日を設定すると、Googleマップの検索結果に「事業年数:〇年以上」と表示されることがあります。このラベルは、あなたのビジネスの経験を一目で伝えられる強力なアピールポイントです。特に競合が多い地域や業界では、顧客の選択に大きく影響することもあります。
例えば、Googleマップでどの業者にリフォームの依頼をしようか検索している時に「事業年数50年」のリフォーム業者と「なにも表示されていない」リフォーム業者では、ユーザーからは「事業年数50年」の方が、「信頼できる業者」と判断される可能性があります。
Googleからの評価材料(MEO対策)となる
ローカル検索結果のランキングは、距離・知名度・関連性の3つの要素で決まります。開業日(事業年数)を設定することで3つの要素の中の関連性が高まる可能性があります。
関連性とは、検索語句とローカル ビジネス プロフィールが合致する度合いを指します。充実したビジネス情報を掲載すると、ビジネスについてのより的確な情報が提供されるため、プロフィールと検索語句との関連性を高めることができます。
このように、開業日(事業年数)を設定する事で、ビジネスとの関連性が高まりローカル検索のランキングにもいい影響を与えることができます。

開業日(事業年数)の表示について
まずは自店舗がどのように表示されているのか、 競合店舗がどのように表示されているのか確認してみましょう。 開業日の設定を行うことで、Googleでは「事業年数」として表示されるようになります。 「事業年数の表示が無かった」 「間違った事業年数が表示されている」 「競合他社には事業年数が表示されているのに、自店舗では表示されていない」 など様々あると思います。
開業日(事業年数)が表示されない理由として考えられるのは2点
①開業日(事業年数)が表示されない業種
開業日(事業年数)が表示されるようになったのは2021年ごろからで、現在は一部の業種に限りGoogleマップでお店などを調べるときに「事業年数」が表示されるようになりました。 そのため、開業日(事業年数)が表示される業種と表示されない業種があります。
②開業日(事業年数)の設定をしていない。
Googleビジネスプロフィールには開業日の設定欄があります。開業日(事業年数)を設定していない場合は、基本的には表示されませんが、「開業日(事業年数)を設定していないのに表示されている」場合もあります。Googleはどこから事業年数を取得しているのでしょうか?Googleのヘルプページには、 “Googleでは、さまざまな情報をもとにビジネスの事業年数が判断されます”と記載されています。もし、現在表示されている事業年数が間違っている場合は、開業日を設定することで、正しい事業年数が表示されます。 
開業日(事業年数)が表示される業種とは?
Googleビジネスプロフィールヘルプでは“一部のビジネスで開業日を使用してユーザーに事業年数を知らせる場合があります。”と記載されていますが、明確な業種は明記されていません。 開業日(事業年数)の表示を確認できた業種として
・スポーツジム
・フィットネスジム
・動物病院
・引越業者
・金属加工業
・幼稚園、保育園
・リフォーム
・外壁、屋根工事
・住宅、建築会社
・不動産
・広告代理店
・結婚式場、結婚相談所
・写真館
・美容室、トリミングサロン
・エステ、マツエク
・マッサージ
・自動車車検所
などの業種で開業日(事業年数)の表示が確認されました。
※開業日(事業年数)が表示される業種は今後変更される可能性があります。
Googleビジネスプロフィールで開業日を設定する方法
Googleビジネスプロフィールでの開業日の設定方法は、ビジネスの状況によって少し変わります。新規開業や開業前の店舗と、すでに運営中の既存店舗では、手順や注意点が異なるため、自分の状況に合わせて正しい方法を確認することが大切です。
特に新規開業の場合、誤った手順で設定するとGoogleからアカウント停止などの思わぬトラブルにつながることもあります。それぞれのケースに合わせた具体的な設定方法をステップごとにわかりやすく解説します。
新規開業・開業前の場合
新規開業や開業準備中のビジネスオーナーにとって、Googleビジネスプロフィールで未来の開業予定日を設定することは、オープン前から潜在顧客にお店の存在を伝える大切な方法です。
ただし、この設定には注意が必要です。ガイドラインに沿わずに進めるとアカウント停止のリスクがあるため、正しい手順を守ることがとても重要です。
新規開業・開業前の方は、こちらの記事の手順で設定ください。
参考:開業前にGoogleビジネスプロフィールを開設する際の注意!未来の開業日登録でアカウント停止の罠
【既存店舗の場合】すでに運営中のビジネスに開業日を追加・修正する方法
すでに運営中でオーナー確認が済んでいるビジネスの場合、Googleビジネスプロフィールに開業日を追加・修正する手順は、新規開業のときに比べてシンプルで、リスクも少なくなっています。
2.開業日を入力し、「保存」をクリック
変更がGoogleマップや検索結果に反映されるまでには、通常数時間から数日かかる場合がありますので、しばらく様子を見てください。

まとめ
開業日(事業年数)の設定は簡単ですが、設定されていない方も多い設定項目ではないでしょうか。 すべての業種で開業日(事業年数)が表示されるわけではありませんが、開業日(事業年数)はGoogleマップ・Google検索を使用するユーザーからの信頼度の向上に繋がる判断材料の一つとなります。 ユーザーへのアピール材料の一つとして、開業日(事業年数)の設定をしておきましょう。 株式会社ロカオプではMEOサービスの提供、MEO運用代行もしております。お気軽にお問い合わせください。

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