来店型ビジネス向け「店舗集客」入門ガイド

公開日:2024.04.22 更新日:2024.04.22

どんなビジネス・サービスにおいても、集客は重要な課題です。特に実際に店舗・施設に足を運んでいただく必要のある来店型ビジネスにとっては、成功を左右する最も重要な要素です。今回は、飲食店や美容・医療などの来店型ビジネスに着目し、店舗集客の基本についてご紹介していきたいと思います。

 

来店型ビジネスとは

来店型ビジネスの特徴として、オンラインなどの非対面型ビジネスとは異なり、「お客様が実際に店舗や施設を訪れること」が挙げられます。代表的なものとして、以下のようなビジネス・サービスがこれにあたります。

来店型ビジネスの種類

  • 飲食業(カフェ、居酒屋など)
  • 小売業(雑貨店、ファッション店など)
  • 美容系サービス(美容院、ネイルサロンなど)
  • 士業(法律事務所、税理士事務所など)
  • 教育・学習支援業(学習塾など)
  • 不動産・建設業(不動産会社、工務店など)
  • 観光・レジャー業(旅館、ホテルなど)
  • 医療・療術業(接骨院、歯科医院など)

来店型ビジネスは、こちらから出向いていくことができない、いわゆる「待ちのビジネス」です。そのため、まずは大勢の人に知っていただくことが最も重要です。

そして、他店との競争に勝ち、来訪いただき、リピートしていただくという一連の施策を行なうことにより、安定的な売上や収益拡大につなげていきます。

来店型ビジネスのWebマーケティング

総務省の調査データによると、2022年のインターネット利用率は80%を超えており、来店型ビジネスにおいても、Webを活用した店舗集客は取り組むべき最大の施策です。

▶ 参考データ:総務省「通信利用動向調査」

 

いかにWebを活用できるかによって、ビジネスの成長速度や売上幅は大きく変わってくるといえます。しかし、多くの来店型ビジネスを展開する企業が、まだ充分に取り組めていないのが現状です。

その理由の一つとして「何から手を付ければいいか分からない」ということが挙げられます。 そこで、来店型ビジネスに効果的なWebマーケティングをいくつかご紹介します。

来店型ビジネスに効果的なWebマーケティング

Googleマップ 来店型ビジネスは「訪問する」ことが不可欠であるため、交通手段や経路を確認できるマップアプリは親和性が高く、特にスマートフォンで多くのユーザーに使用されているGoogleマップ活用は、一番に取り組むべき施策です。

 

SNS 飲食業でよく活用されているLINEをはじめ、InstagramやTwitterなど、ユーザーの特性にあわせて使い分けることで、新たなユーザーと繋がることができたり、ファン化を促進できます。

 

Web広告 検索連動型広告だけでなく、各SNSプラットフォームにも広告を配信することができます。Googleマップ上に広告を出すことも可能です。 その他にも、動画マーケティングやSEO(検索エンジン最適化)など、様々な種類がありますので、コスパやタイパを確認しながら、取り組んでみてください。

 

Googleマップ活用法

まず最初に取り組むべきは、やはりGoogleマップ対策でしょう。前述の通り、交通手段や経路を確認でき、多くのユーザーに使用されているため、効果の高い施策といえます。

Googleビジネスプロフィールの登録

Googleマップを活用するためには、Googleビジネスプロフィールのオーナー登録をする必要があります。Googleマップは、Googleや第三者が情報を登録することができるため、オーナー登録をしていなくてもGoogleマップ上に表示されることがあります。

しかし、これは誰も管理していない状態のため、情報が不十分であったり、誤った情報が掲載されているかも知れません。まずはオーナー登録を行い、自社のビジネスプロフィールをしっかり管理することからスタートしましょう。

 

Googleアカウントの取得方法や、ビジネスプロフィールの登録方法については、こちらの記事をご参考ください。

▶ 参考:Googleビジネスプロフィールの簡単登録方法

 

Googleビジネスプロフィールですべきこと

基本情報の充実

ビジネスプロフィールの登録が完了したら、まずは基本情報を入力します。 初めて訪れるユーザーに対し、端的にわかりやすく紹介することを心がけましょう。

また、「どんなキーワードで上位表示されたいのか」というキーワード選定も重要です。選定したキーワードを盛り込みながら情報を登録することが、MEO対策のひとつになります。

写真や説明文、商品情報など、埋められる項目は可能な限り入力することをおススメします。

Googleビジネスプロフィール運用

基本情報の登録が完了したら、次は運用フェーズです。新着投稿で新商品の案内やイベント・キャンペーン告知など、定期的な情報発信を行いましょう。

Googleマップのクチコミ管理も重要です。 クチコミを集めるための施策を実施したり、クチコミに返信したりすることで、顧客エンゲージメントを高め、ファン化を促進します。

ただし、クチコミを集めるために割引や無料サービスを行ったりすることは、Googleポリシー違反に該当するので、注意が必要です。

▶ 参考:Googleローカルガイドヘルプ「禁止および制限されているコンテンツ」

 

まとめ

来店型ビジネスにとって重要な店舗集客方法の基本的な一部をご紹介いたしました。特に費用対効果や売上の即時性を考えたとき、近年ではGoogleビジネスプロフィールの活用が欠かせません。

まずはGoogleマップ対策に取り組み、反響やリソースを踏まえて、SNSやWeb広告へ拡大させていくことをお勧めします。

詳しくはホワイトペーパーでご紹介しています。無料でダウンロードできますので、ぜひご活用ください。

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この記事を書いたライター

ロカプー

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