MEO対策を自分でやりたい方必見!上位表示されやすくなる手法11選をご紹介!【Googleビジネスプロフィール】

公開日:2024.11.13 更新日:2023.10.30

「MEO対策を自分でやりたいけど何から始めればいいの?」「MEO対策は自分でできるの?」などの疑問を持っている人もいらっしゃると思います。 MEO対策はやろうと思うえば自分で行うことも出来ます。今回は、自分でできるMEO対策の代表的なもの11選を説明していこうと思います。

MEO対策(Googleマップ対策)とは?

MEO対策とは、Googleマップに掲載されているGoogleビジネスプロフィールの情報を上位表示させるために行う施策のことを指します。MEO対策で集客などの成果を上げるには様々なポイントがあり、こまめな管理なども必要になるため時間がかかることもありますが、対策することで店舗・施設の情報を上位に表示させることができれば、多くのお客様の目に入り、結果、新規顧客獲得につながっていきます。

Googleビジネスプロフィールに正しい情報を入力することから始めることができるので、しっかり実施していきましょう。

MEO対策が重要な理由

近年スマホの普及によって、どこにいても周辺情報を検索できるようになったことで、その場で近くのお店を探して来店するといったユーザーが増加し、MEO対策の重要性が増しています。 MEO対策が重要な理由は以下のとおりです。

  • MEO対策を行うことで検索上位に表示される(検索結果画面の上部に地図と店舗情報を表示できるので、サイトに誘導することなくユーザーに必要な情報を提供できる)
  • 来店意欲の高いユーザーにアプローチできる
  • 店舗までの距離を重視するユーザーにもアプローチしやすい(「一番近い」などのキーワードで検索し、現在地から無理なく訪問できる店を探すユーザーが増えている)
  • 顧客からのアクションを得やすい(アクションポイントが複数ある)
  • 競合がまだ対策できていないことが多い

Googleマップ上でお店を探すユーザーは可能な限り早く情報を得たいと考えるため、お店のサイトにアクセスすることすら手間に感じます。 MEO対策を行って地図や自店舗の情報を上位に表示すれば、ユーザーはサイトにアクセスすることなく必要な情報を確認できるため、来店の可能性を高められます。

また、Googleマップでお店を探す場合「現在地から無理なく訪問できるか?」を重視する人も多いです。 そのため、駅から近いことをアピールしたり、店舗を探すときの目印を伝えたりなどの工夫も来店の可能性を高められるでしょう。

自分でできるMEO対策11選

MEO対策を始めるにあたって、Googleビジネスプロフィールに店舗情報を登録することが必要となります。登録がまだの方は下記リンク先から設定してみてください。

外部リンク:Googleビジネスプロフィールへようこそ

Googleビジネスプロフィールの設定方法についてはYouTubeチャンネルの「ロカオプチャンネル」でも詳しく説明していますのでご確認ください。 自分でできるMEO対策は主に11個あります。今回はその11個を紹介していきます。

1.Googleビジネスプロフィールの情報を充実させる

Googleビジネスプロフィールに登録しただけでは店舗情報などが不十分で、上位に表示させることは困難です。まずはGoogleビジネスプロフィールの、下記の情報を登録しましょう。

基本情報 住所、営業時間、定休日、電話番号、カテゴリ、サービスエリア、サイト・SNSのURLなど
写真や動画 店内の雰囲気、外装、メニュー、商品など
商品登録 商品の写真、価格、商品説明など
説明文 お店の特徴、商品やサービス、ビジネス情報、お客様の声など
最新情報 セール、キャンペーン情報、新商品情報、お店の最新情報など

Googleビジネスプロフィールの店舗情報
中でも、基本情報のカテゴリーの設定は重要です。 カテゴリーは、自店舗が提供する商品やサービスのジャンルと言い換えられます。 カテゴリーを詳細に設定すればするほど、検索結果に表示されやすくなります。

しかし逆に、自店舗の実際のカテゴリーとGoogleビジネスプロフィールに登録するカテゴリの内容がズレていると、検索結果にまったく表示されないこともあるので注意が必要です。

カテゴリーはサブも含めて複数登録できます。 このとき、欲張って自社のサービスに関係のないカテゴリーを登録しないようにしましょう。 自社のカテゴリーがわかりにくいときは、競合の情報を参考にしてみるのもおすすめです。 情報を細かく埋めていくことが重要です。 お客様は当然、情報が多くあればあるほど、そこから必要な情報を探しやすくなるからです。

さらにはメニュー表などを掲載してサービスの価格帯がわかるようにすれば、より詳しい情報となり、上位に表示される可能性が高まります。このような情報を盛り込みながら、Googleビジネスプロフィール内の情報を充実させていきましょう。

2.Googleビジネスプロフィール情報を定期的に更新する

上位表示するためには、Googleビジネスプロフィールの情報の充実と共に、その情報を定期的に更新することが重要になってきます。

更新する主な箇所は新着情報です。季節によって店内レイアウト、商品などが変わるようであれば写真や動画を更新したり、新着情報に季節の情報を載せたりすることも重要です。季節の情報を載せることは一例にすぎません。各店舗での小さな変化、キャンペーン情報などをGoogleビジネスプロフィールに反映してみてください。

月に一回以上は情報を更新することを心がけてみてください。長い間更新されなかった場合や、掲載されている情報が古いものであったりすると、現在の情報と異なることを疑われ、Googleから評価を下げられてしまう可能性もあります。そのようなことを避けるためにも、最新の情報を正確に更新し続けることが重要です。

さらに情報の最新化だけではなく、投稿機能を用いてキャンペーンや新メニューなどの情報発信も積極的に行っていくことも重要です。 目安としては、週に2回ほど投稿機能を活用すれば、「情報を定期的に更新する優良コンテンツ」とGoogleに認識されて上位に表示されやすくなります。

3.キーワードの選定・対策

対策するキーワードは、そのキーワードを検索したお客様が来店、売上に繋がりそうなワードを選定することが重要です。 具体的には、自店舗がある地域に関連するキーワード(エリア、駅名など)や、自社が提供するサービスに関連するキーワードなどがおすすめです。

例えば新宿にある焼き鳥屋さんであれば「新宿 焼き鳥」「新宿 宴会」「新宿 接待」「新宿 居酒屋」のようなワードが集客、売上につながりやすいキーワードと言えるはずです。そういったキーワードを選定し、順位の変動をチェックしていくことが重要になります。

自店舗がある地域に関連するキーワードや、サービスに関連するキーワードを適切に使用すれば、検索結果の上位に表示する可能性が高まります。

キーワードを決める際には、通常は検索される回数(検索ボリューム)が多いものを選定しますが、少ないキーワードを狙うのも一つの手です。検索ボリュームが大きいほど競合も多く、上位表示させるのに難しい、いわゆるレッドオーシャン状態になってしまいがちですが、検索ボリューム自体が小さいとユーザーに検索される回数は少ないものの、その分競合が少ないからこそ上位に表示されやすくなります。 例えば新宿にあるクレープなどを扱うお店であれば「新宿 スイーツ」などのキーワードではなく、「新宿 クレープ」といったように情報を絞ることも一つの方法です。

キーワードが決まったら、そのキーワードをGoogleビジネスプロフィールのサービス情報やメニューに入れたり、記事投稿の際にそのキーワードを入れることで上位化しやすくなります。また、ご利用頂いたお客様に書いて頂くクチコミのコメント内にキーワードが含まれているとより効果的と言われています。

参考:MEO対策キーワードの選び方!設定方法と注意点を解説

4.Googleビジネスプロフィールのクチコミ対策

クチコミ対策はMEO対策において最重要な施策といえます。なぜならこのクチコミの数、内容が順位変動に影響を与えますし、お客様の来店の判断材料になります。そのためクチコミ対策は検索順位、来店に繋げるための施策として重要です。 さらに投稿してもらうクチコミに上位表示させたいキーワードが入っていることが望ましいです。

例えば先程の新宿の焼き鳥店でしたら 「新宿の歌舞伎町にある、老舗の焼き鳥店。いつ行っても、どれを食べても美味しいです。」といったように、そのお店に関連するキーワードをクチコミの中に入れてもらうと良いでしょう。 クチコミを増やす方法として、下記のような方法があげられます。

  • 会計時などに直接口頭でお願いする
  • レジやテーブルなどのお客様の目に触れる箇所にPOPを置く、レシートにQRコードを印刷するなど、お客様の目に触れる箇所にクチコミ投稿に誘導する仕掛けを施す
  • (メールなどの連絡先がわかる場合は)来店後のお礼メール内に口コミにご協力頂けるようリンクをつける

ちなみにロカオプでは、クチコミを取得しやすくするためのサービスを提供しております。
サービスの詳細に関しましてこちらのリンクを参照してください。

詳細はこちら:https://locaop.jp/


ここで気を付けておきたいのがポリシー違反によるペナルティを受けることです。 特典や報酬をつけてGoogleのクチコミを促したいと考える人もいるかもしれませんが、これはGoogleポリシーに違反する行為のため、ペナルティを受ける可能性があります。投稿してくれたユーザーへ見返りを与える行為は控えましょう。クチコミを増やすと同様に、クチコミに返信することも店舗や企業の印象を左右するポイントになってきます。

クチコミに対して積極的に返信をすることで、お客様への真摯な姿勢も伺えますし、返信を受け取ったお客様に好印象をもってもらえる効果もあるため、ファンやリピータ―獲得に繋がります。評価の良いクチコミだけに返信するのではなく、悪いクチコミに対しても丁寧に誠意のある返信をすることで悪いイメージを付きにくくしたり、サービス改善への前向きな姿勢を伝えることができます。

POPで口コミを促進

5.NAP情報を統一する

NAP情報とは、N(Name=会社名)A(Address=住所) P(Phone=電話番号)の頭文字を取ってNAPと言われており、企業や店舗にとって基本的な情報です。

  • Googleビジネスプロフィール
  • コーポレートサイトやサービスサイト内の企業情報
  • 他社サイトに掲載されている情報
  • SNSなどに登録している情報

これらWeb上に出ている企業や店舗のNAP情報をGoogleビジネスプロフィールと統一させることで、店舗の所在地をgoogleに正確に伝えることができ、それが結果的に順位表示に影響を与えます。逆にNAP情報が一致していないとGoogleに別の情報であると判断されてしまうこともあるため、今一度見直してみることをおすすめします。NAP情報で気を付けることは、名前、住所、電話番号を全角、半角などまで完全一致させることです。

具体的な例として以下のものがあります。

NAP情報に関する詳しい話はこちらにまとめてあります。
参考:NAP情報とは?NAP情報を統一して集客力を上げましょう!

6.多言語設定する

現代の日本は外国人観光客が増加しています。
さらなる売上アップのためにも、外国人観光客は積極的に集客したいところです。 外国人観光客を集客するには、彼らが使うデバイス上でも自店舗の情報を上位表示させる必要があり、そのためには自店舗のビジネス情報を多言語設定することが求められます。 以下の手順での多言語設定を、Googleビジネスプロフィール上で行う必要があります。

今回は、英語の場合の例を紹介します。

  1. Googleマップで検索して自店舗の情報を表示
  2. メニューの言語から対応したい言語を選択(英語なら「English Unitied States」)
  3. 「Suggest an edit」をクリック
  4. 「Change name or other details」をクリック
  5. 英語のビジネス名フィールドに入力

上記の手順で設定すれば、英語を使用しているデバイスで検索したときに自店舗のビジネス名を英語に切り替えることが可能です。

7.SNSでの情報発信

X、Instagram、Facebookなどの自社のSNSアカウントを作り、最新の情報を発信していくことも知名度アップにつながるため、MEO対策として効果的とされています。ポイントとしては、ユーザーが思わず拡散したくなったり、いいねを押したくなるような情報を発信していくことを意識するとよいでしょう。 拡散やいいねなどのアクションをしてもらうことで、多くのユーザーに情報が届くため認知度の向上に繋がります。

またSNS運用の目的の一つは、フォロワーやファンを増やすことです。そのためには定期的に情報発信をしたり、ユーザーに気にかけてもらえるイベントやメニューを考案したりなどのアクションが必要です。 SNS運用に関して詳しくまとめた記事がございますので、気になった方は以下の記事を読んでみてください。
参考:SNS運用とは?コストを抑えたSNS集客、SNS運用代行業者を簡単解説。

8.他社のメディアに掲載してもらう

自社のSNSやWebサイトでアピールするだけでなく、他メディアやWebサイトに掲載してもらうことも外部対策として有効です。他メディアを活用することで、新たなユーザーに自社の情報が届きます。影響力の大きなメディアであればさらに広く認知されますが、有料メディアの場合、サービス単価と想定される新規顧客の数で試算してから掲載を検討するのが無難です。

また、プレスリリースサイトへの投稿も有効な手法です。 プレスリリースサイトへの投稿は新商品やブランドの認知度を高めるために行うため、MEOでも良い影響が期待できます。

9.自店舗のWebサイトにSEO対策を施す

MEO対策だけでなくSEO対策にも積極的に取り組むことで、自店舗の情報がより上位表示されやすくなります。 たとえば、自店舗のWebサイトがGoogleの検索結果画面の上位に表示されれば、MEOでも重要とされるサイテーションを獲得しやすくなります。
この効果により、MEO対策で重要視される認知度の向上にも良い影響が出るため、自店舗の情報もGoogleマップ上で上位表示されやすくなるでしょう。
参考:MEO対策におけるサイテーションの重要性と効果的な獲得方法

10.自店舗のWebサイトとGoogleビジネスプロフィールを連携させる

WebサイトとGoogleビジネスプロフィールを連携させれば、サイトを訪れたユーザーをGoogleビジネスプロフィールに誘導できます。

また、Googleビジネスプロフィールを閲覧したユーザーをWebサイトに誘導することも可能です。 WebサイトとGoogleビジネスプロフィール、それぞれのアクセスアップが期待できます。 連携の手順は簡単で、Googleビジネスプロフィールの「情報」にあるウェブサイトの項目にサイトのURLを入力するだけです。

11.運用結果の検証と改善を行う

厳密にはMEO対策とは言えないかもしれませんが、MEO対策を行ったあとの効果の検証と、それにともなう改善も重要な作業です。 運用の結果は、Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスで確認できます。 確認できる数値は以下のとおりです。

  • Googleビジネスプロフィールにアクセスしたユーザーの数
  • Googleビジネスプロフィールを介して電話やメッセージ、予約などのアクションを獲得した数
  • Googleビジネスプロフィールで店舗までの道順を調べたユーザーの数
  • メニューや価格などの情報を閲覧したユーザーの数

これらの数値をチェックし、数値が低い箇所を改善していくことで集客力を向上させられます。 有料級!新規集客力がUPするMEO・クチコミお役立ち資料集

まとめ

MEO対策は簡単に始められますが、一方で様々なことを施策する必要があります。Googleビジネスプロフィールを更新したり、SNSを毎日運用したりと本業以外に行うべき作業がたくさん出てきます。 また、MEO対策を行うには一定レベル以上の専門知識やノウハウ(Googleのアルゴリズムの理解等)が必要です。 ガイドラインに違反するとペナルティを受けるリスクもあるので注意が必要です。 これらのことから、「MEO対策を自分でやるのは無理かも…」と感じる人もいるでしょう。

自分で運用することが難しいと感じた場合は、MEO運用代行業者やMEOサービスを提供する業者に相談してみるのがおすすめです。 弊社もMEO運用代行を請け負う会社、MEOサービスを提供する会社のひとつで、多くの店舗様からMEO対策についてのご相談を受けております。

「MEO対策はプロにまかせて本業に集中したい」という企業様は、ぜひ下記の資料請求より気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いたライター

ロカプー

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